エナペタルを知る

2003年にドイツビルシュタイン本社よりその技術力の功績により日本の正規公認ビルシュタインサービスセンター(BSC)に指定されました。
正規アフターマーケット用ビルシュタイン、および自動車メーカー純正ビルシュタインの
オーバーホール、チューニング、新型車、およびモータースポーツ活動のサポートを行っています。

ショックアブソーバー(ダンパー)の種類

①純正形状ショックアブソーバー(ダンパー)

エナペタルの純正形状ショックアブソーバー(ダンパー)は、純正スプリングと純正アッパーマウントの使用を前提として作製します。ローダウンスプリングにも対応します。純正ショックアブソーバーの現物加工や下取りが必要な車種もあります。コイルオーバー式(写真中央)はCリング式になっています。

②ネジ式車高調ショックアブソーバー(ダンパー)

純正スプリングやローダウンスプリングを使わずに、車高を調整する方法としてネジ式車高調があります。スプリングの選択肢が多く、サーキット走行(ミニサーキット含む)される方等に多く使われています。ショックアブソーバー(ダンパー)本体にネジがあるので、ミリ単位で調整が可能です。

③全長調整式車高調ショックアブソーバー(ダンパー)

スプリングのプリロードやショックアブソーバー(ダンパー)のストロークはそのままで下部のブラケットを動かすことで車高を変化させることが出来ます。モータースポーツのシーンでセット長を変えずに、前後の車高バランスを整えたり、コーナーウエイトを取るのに便利です。また、スプリング変更時、車高を変えずにプリロードをかけすぎたり、遊ばせたりせずに車高調整をする場合に便利です。

減衰力について

①固定式

エナペタルでは運転スタイルに適したセッティングで作製しています。ドライバーの求めるニーズに合わせてセッティングを決め、リクエストにも柔軟に対応します。好みや使用用途が変わった場合でもセッティング変更も可能です。

②調整式

<E-12エナペタルオリジナル減衰力調整式 特許NO.4938823>
車の使用用途や好みにあった減衰力ポジションを探ることが出来、時には天候や路面状況での微調整にも役立ちます。「伸び縮み同時に変化するE-12」の他に、よりこだわった調整を求める方に有効な「伸び側または縮み側どちらか一方のみ変化するE-12EVO」もラインアップしています。

<BILSTEIN MDS e-spec Racing damper>

MDS=Modular Damping System(モジュラーダンピングシステム)
伸び側10段階、縮み側10段階それぞれ独立して減衰力調整可能な2way式のショックアブソーバー(ダンパー)で100通りの組み合わせが可能です。細かく調整出来るので、モータースポーツシーンでより性能を発揮します。

セッティングについて

エナペタルではセッティングについて重要視していることは「お車の使用用途は何か」ということです。乗り味は人により好みもあり、走行シーン、タイヤの選択、スプリングの選択等、様々な要素が関係しています。長年積み重ねてきたデータと経験からドライバーのニーズを汲み取って的確にお応えします。一般走行(街乗り) ユーザーからモータースポーツユーザーまでそれぞれの走行状況に応じて最適な足回りセッティングを行っており、直接エンジニアと話し合う事も可能です。

タイヤの選択

タイヤは車の走りを大きく左右する重要な要素の1つです。各メーカー多種多様なタイヤをラインアップしています。タイヤの性能やサイズの好みは、人それぞれ異なります。タイヤのブランド名、サイズを選択し教えてください。

スプリングの選択

スプリングは同じレート、長さでもメーカーによってフィーリングが違います。スプリングの選択はショックアブソーバー(ダンパー)の作製にあたって、非常に大きな影響力があります。各メーカーの特色をお車の使用用途と照らし合わせて選んでください。同じ車種でもドライバーの走り方、好みによって選択するバネレートも違ってきます。迷った時は、ご相談ください。

エナペタルスポーツスプリング

アイバッハスプリング

スイフトスプリング

ハイパコスプリング゙

ハルスプリング